店主が猫が大好きになったきっかけ

ごあいさつ

 

こんにちは!

路地裏雑貨店コトイロの店主のえがしらです。

 

ねこが大好きで始めた猫雑貨店。

これまでお話したことのなかったねこが大好きになったきっかけ、初代愛猫との出会いをお話ししていこうとおもいます

ぜひ最後までおつきあいください。

 

 

 

瀕死の子猫との出会い

 

かれこれ20年以上前のお話です。

佐賀市内の繁華街近くの会社で駐車場にはよく野良猫猫がうろうろしていました。

 

その会社の方はみなさん動物好きで時々、ごはんをふるまったりしていました(野良猫にごはんあげるのダメゼッタイ)

春先になると子猫がちょろちょろするのを微笑ましくみていました

 

 

そんなある日、外出から戻ったおっちゃんが、

『駐車場で猫が死んどったぞー』と。。

 

 

コンクリートの駐車場、そんなところで死んでしまっているのはかわいそうで、どこか土に埋めてあげようと思い、すぐ外に見にいったのです。

その時は、血だらけで死んでいたら・・とか何も考ず。

 

 

外にでてみると、ちいさな黒猫が。

 

 

近づくとお腹がかすかに動いていて、かろうじて呼吸しているのがわかりました。

急いで事務所に戻り、子猫が生きてます!!と周りに伝えました

 

そこからの連携プレーは素晴らしかった!

 

Tさん(猫飼いさん)がかかりつけの動物病院に連絡して

出入り業者のHさんが、車出すから猫連れてこい!と

 

もうひざ掛けなんていらない陽気だった4月に、これガソリンスタンドで貰ったやつ使って!とちいさなひざ掛けを受け取り、それで瀕死の猫を包むように抱き上げ(どこも出血したりはしていませんでした)Hさんの車に乗り動物病院へ

 

10分ほどの距離でしたが、ちいさな猫を膝に乗せ、ひざ掛けでさすり、ねこちゃん!ねこちゃん!と声をかけながら向かいました。

 

 

目を離せば、さする手を止めれば、猫が目を閉じてしまえば、その猫は連れて行かれてしまいそうだったのです。

 

 

 

 

Tさんが事前に病院へ連絡をしてくださっていたおかげで、受け入れ準備が整っていて、到着してすぐ受付で子猫を預けることができました。

 

 

動物病院での処置

 

そわそわと落ち着かない気持ちでまっていましたが、Hさんがコーヒー飲もう!と外の自動販売機でごちそうしてくださいました。

 

その時の私は不安でひどい顔をしていたのでしょう。

 

大丈夫!大丈夫!そう言って渡してもらったコーヒーにとてもホッとしたのを今でも鮮明に覚えています。

 

 

 

1時間ほど落ち着かない気持ちで待っていましたが、不意に呼ばれて会わせていただいた子猫は先ほどまでと全然様子がちがっていました。

 

 

何があったのかはわからないけど、保護したとき子猫の毛が濡れていたので低体温で動けなくなっていたようで、シャワーで温めてもらいきれいに乾かされふわふわの子猫がとても元気にミーミー鳴いていました。

 

 

出会って数時間に、すっかりその子が愛おしくなり、ミーミー鳴くその子を抱っこした時にはもう手放せなくなっていて、どうぶつは好きだけどもう飼わないと言っていた家族を説得して飼うことになったのです。

(過去に犬、猫、シマリス・・など飼育していました)

 

 

 

真っ黒のその仔猫は映画【魔女の宅急便】のキキの相棒からとって<ジジ>と会社の方が名付けてくれました。

 

 

 

 

猫の飼育方法を知る

 

ジジを飼育するにあたって、≪猫の飼い方≫を知りました

 

 

ジジ以前に飼育していた猫たちは基本外飼い。

首輪はつけてたけど、おなかがすいたときに帰ってくるのでごはんをあげるだけ。

 

室内飼いすることもなく、家の中に猫トイレをおいたこともなかったし、避妊去勢手術を受けさえることも、病院に連れて行くということもありませんでした。(当時は血統書つきの猫が家の中で暮らしてる・・というイメージでした)

 

 

時代がそうだった。

といえばそれまでなのですが、無責任な飼育をしていたな。。と今なら思います。

 

 

 

完全室内飼育で仔猫の育児

 

完全室内飼いをして、時期がきたら避妊手術を受ける。

 

家の中に猫トイレも必要なので、どれがいいのか検索したり、ホームセンターに探しにいったり。

 

 

はじめ、安価なカリカリを給餌していました

食べられればなんでも同じだとおもっていたのです。(2キロ入って500円くらいでした)

 

 

動物好きの方が多い会社だったので、時々同伴出勤していました。

 

 

そこで先輩に『ジジちゃんうんちが大きい!』と驚かれて(仔猫なのに、先輩のオトナ猫のより立派でした・・笑)

カリカリは価格ではなく内容(成分)が大事ということも学びました。

そもそも、これまでは猫トイレを家の中に用意したことがなかったのでどんなうんちをしているのか、見たことがなかったのです。

 

 

これまで思っていた【猫の飼育】とは全く違って知らないことだらけ

 

 

ジジのために聞いたり、調べたり、試したり・・

そしてどんどん猫の沼にハマっていきました・・・☆

 

当時、インターネットが普及しだして、オンラインショッピングができるようになった頃で、〈ねこ〉繋がりの会ったこと無いお友達ができたり、その方たちと情報交換して気になる新商品試してみたり・・・

 

家の中で飼育することで一緒にいる時間が長くなり、どんどん≪ねこ≫が大好きになっていったのです。

 

 

ジジとはこのあと16年半一緒に過ごしました。

猫らしく、ツン多めで姫様っぽくて気難しい部分もあったけど、とても頭の良い子でした。

 

 

あの日、出会ってくれてありがとう。

元気になってくれてありがとう。

 

ジジに出会えたから猫が大好きになったよ

 

猫が大好きだから猫の雑貨屋さん始めて、少しだけど外の猫たちがしあわせに暮らせるようにお手伝いしてるよ。

 

この記事を書いた人

えがしら

猫歴22年の猫バカ。猫好きが講じて猫雑貨店を始めました。愛猫は白黒はちわれ保護猫出身のムーンとペットショップの売れ残りマンチカンのマリィ。夢の多頭飼育満喫中。

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