こんにちは！

 

コトイロ店主、江頭です。

看板猫ムーンが病気になったお話の2話です。

 

1話目はこちら

看板猫むーちゃんの尿管結石闘病記（予兆）

 

 

11月中旬にちょっと不調があり受診。

その後、11月下旬に定期検診を受けたところまでが前回のお話。

 

 

検診の結果

 

11月29日に検診をうけて1週間後、12月7日に定期検診の結果が郵送で届きました。

ちょっと覇気がない気がすると思いながら受けた検診でしたが、《今年も元気。花丸》って当然言われるものとおもっていました。

 

 

検査結果の内容

MCV平均赤血球容積：55.8↑（基準値：39.0～55.0）

TP総蛋白：8.0↑（基準値：5.7～7.8）

IDEXXSDMA：15↑（基準値：0～14）

尿素窒素BUN：40↑（基準値：15～33）

クレアチニンCre：2.9↑（基準値：0.8～2.1）

 

5項目が基準値より少し多くなっていて、それ以外の項目は基準値内でした。

 

 

判定評価のコメント

1．異常は認められません

2．軽度の異常が認められますが、日常生活には支障ありません。

3．状態を観察し、再検査をしてください。

4．治療の必要があります。

5．精密検査の必要があります。

 

腎機能の低下が疑われます。尿検査・超音波検査を行ったほうがよさそうです。お時間あるときにご来院ください。

 

と先生からまさかのコメント。

びっくりしましたが急を要する事態とはまったく思わず、12月中旬ごろ再検査いこうかなと気楽に考えていました。

 

 

 

再検査・そして転院

 

検査の結果が届いた翌日。

みけちゃんを病院に連れて行く予定でした。

（2ヶ月待機後の猫エイズ・白血病の血液検査のため）

保護猫みけちゃん、血液検査に行く

 

みけちゃんをキャリーにいれてパタパタと出かける準備をしているときに、ムーンが朝ごはんをちょっと吐き戻しました。

みけちゃんの検査だけ通院のつもりだったけど、やっぱり調子悪いのかな？近日中にまたムーンを通院するんだったら今日いっしょに連れて行こう！と急遽ムーンもキャリーにいれて2匹一緒に通院しました。

 

そこで、超音波検査（エコー）と尿検査を行っていただきわかったのは、結石があるということ。

尿管に1つ、右側腎臓に1つか、もう1つ。

尿管を塞いでいるため、その上部にある腎臓に負荷がかっていて大きく腫れている（という表現が正しいのか）状態でした。

 

おしっこのpHを調べてもらったところ6.0という数値から結石の成分は【シュウ酸化カルシウム】の可能性が高く、これはもうひとつよく見られるストルバイト結晶とは違い食事療法で溶かすことができず、いまある結石は手術で取り除くしかないという診断でした。

 

しかし、猫の尿管は大変細く、設備と技術がないと行うことのできない手術で、かかりつけの病院の設備では手術を行うことができないといわれ、福岡市内の病院を紹介していただきました。

 

年末慌ただしいとはおもいますが、年明けと言わず早いほうがいいですよ。いつ行かれますか？と先生に聞かれ、ぜんぜん事態がのみこめていませんでしたが、翌日お店がおやすみの予定だったので、12/9に受診しますと伝えかかりつけの病院をあとにしました。

 

 

急展開すぎてキモチが全くついていかず、明日はむーちゃんと福岡までデート♫とお気楽なキモチと、ほんとに？手術？元気そうだけど？？と、信じられないキモチがぐちゃぐちゃしながら一晩過ごしました。

 

 

つづく。